窮鼠はチーズの夢を見る 初見感想(ネタバレあり)
どうも、くららです。
満を持して今回は窮鼠はチーズの夢を見るの感想です。
1週間以上も下書きしたものを放置してました...(いつものクセ)
大体の文章は観た後すぐに書いていたので適当に添削して更新です。
ちなみに私が観たのは公開初日と翌日のライビュ付き回の計2回。
2回観ているので初見と括っていいのか、という所があるかと思いますが、正直2回目は物語に集中できず、あまり噛み砕けなかったので初見の感想とします。笑
(ライビュが楽しみすぎた...)
矢印から先、ネタバレありです。
語彙力ないので何を言ってるのか分からなかったり、
的外れな事を言っているかもしれませんが、どうかお許しを。
あと濡れ場の内容も少し語っているのでご注意を...笑
ちなみに私は原作ファンではないですが、
制作発表されてからすぐに原作本(修正されていないオリジナル版)2冊を購入して読んでいました。
そんな大倉担の感想です。
それでは、内容のネタバレありでいきます。
大丈夫な方は下へ⬇
はじめに申し上げておきますが、
私、いわゆる腐女子ではあります。
そして久々の自担主演の映画、それに成田凌くんとの共演ということでとにかく楽しみで仕方がなかった。
そんな感じで胸を躍らせて映画館に向かって、
観終わった感想が「このクオリティでR15判定なんだ...」でした。笑
映画のR15作品などはほどんど観たことが無かったので正直驚きました笑
私は濡れ場耐性をある程度持っていたので全然平気でしたが、
濡れ場は苦手、体制が全く無いという人は耐えられないと思いますね。
冒頭は原作の流れをほぼそのままのようだった気がします。
逆に原作を読んでいればある程度納得というか。
てか、R15判定って意外といけるのか…笑
(結局そこ)
一方で後半になると正直いわゆる濡れ場は少なくなって大伴と今ケ瀬のすれ違いとか、人間関係そのものというか、
濡れ場はあまり描かれずに終わって。
でも、逆に後半にあまりなかったからR15になったのかな、とも。
過激とまではいきませんが、結構多いのでこれ自分がもし15歳だったら結構な刺激だな…と思いました笑
大伴と今ケ瀬の濡れ場に関してですが、
かなり良かった。
てか漫画ではあんまり感じなかったのですが、今ケ瀬めっちゃキスするわフ〇ラするわ笑
受け顔の大倉くんが観られるので良きですが。こんなにしてたっけ!?となりました笑
でも本当に今ケ瀬が可愛かったな…
初めて今ケ瀬がフ〇ラする時にズボンに手をかけた後、自分の唇周りを舌でぺろっとするんですよ!
このシーンがとにかく私は好きですね。
あと2回目、キッチンでした時、恭一が今ケ瀬の頭をガシッとするとこも萌えましたね…
今ヶ瀬もとい、成田くんの演技でグッとこの世界に引き込まれました。
原作にあった、攻めと受けが逆転するシーンもあって良かったです。
まあ、リバだから当たり前か、と思っていたけどパンフには「台本にはなかったシーン」と書かれていて、心からあって良かった…!と思いました。
あ、でもお風呂は一緒に入ってませんが…笑
あとオリーブオイルのくだり(「オリーブオイルかよ...」という台詞)が無かったのも少しショックだったかな...
ところでですが、私はこの作品を観ながらずっと今ケ瀬を自分と重ね合わせていました。
私もずっと片想いしていた人だから。
いや、今でも片想いしている人だから。
あまり詳しくは話したくないですが、
簡単に言うと長年片想いをして告白したもののフラれた経験があります。
それから相手とは全然会ってないのですが、やはりずっと気になっていて。
自分は片想いは終わったと思っていたのですが、やはり未だ相手に片想いしてる。
そうこの映画を観ながら思っていました。
だから今ケ瀬に感情移入してたのだろうと思います。
今ケ瀬は同性である大伴先輩ですが、そんなのは関係なく、同じような境遇の人だと思って観てました。
私の周りでは同性のカップル、という方は見たことがありませんが恋愛は本人たちの自由だと私は常に思っています。
先ほど、映画を観終わった感想を書きましたが、その時の私の感情は「苦しい」でした。めっちゃ苦しかった。
振り向いて欲しいけどバッと離される。
大伴先輩は本当にクズだなと思いつつ、笑
自分はこんな人を好きになってしまったんだ、と。
今ケ瀬の「心底惚れるって、すべてにおいてその人だけが例外になっちゃうってことなんですね」
っていう言葉がね〜、本当に共感。
自分の中で好きな人が例外の存在にいる。
それこそが心底惚れている何よりの証拠なんですよね。
それから、全部通してですがやはり目の芝居が素晴らしい。
惹き込まれる。
特にやはり私が好きなのは、タイ料理屋での大伴先輩と夏生と今ケ瀬と今ケ瀬の元カレという4人の目線。
みんなが探っている。
このシーン、成田くん以外の3人がドラマーっていう中の人裏話も込みで好きですけどね笑
後半、たまきのエピソードは原作とは違うストーリーになっていましたね。
この違いは私は良かったような気もしますがなんかただただ、たまきがひたすら可哀想に見える…笑
ラストシーン。
めっちゃ良かったです!!ほんっとに笑
原作とは違う終わり方と聞いていたのでどうなる事やら...と思っていたのですが、
超良い!!!笑
原作も映画もどっちもいい!!!!!
たまきと別れてから大伴は灰皿を洗ってテーブルに置いて、
今ケ瀬の座っていたハイチェアに座って終わりなのですが
この時の部屋の家具ですよ!!
たまきが居る時はキッチン横についてるカウンターが畳まれ、ダイニングテーブルがあったり青いカーテンをつけていたのに、
このラストではカウンターが元に戻っていてカーテンも前の物に戻ってるんですよね。
そしてハイチェアに座る大伴っていう。
覚悟を決めたというか、今ケ瀬を待ち続ける気がある大伴が現れていた。
この作品、大倉くんが今まで出演した映画で1番好きです。
てか今までで観た映画(邦画)*1で1番好き。自担贔屓など無しで。
1つの恋愛映画として、最高の作品でした。
今まで同じ作品を2回以上劇場で観たこと無かったのですが、
今回普通に観に行っていて自分でも驚きました。
何回も観てキャラクターの心情を考察する。
こんな作品なかなか出会わないです。
最高です。
あと、この作品は全体を通して音が素晴らしい。
(成田くんもYouTube動画で「耳で感じて欲しい」と言ってましたね)
映画ならでは、映画館ならではのというか。
この作品、食事シーンが多いのですが、冒頭大伴と今ケ瀬がお寿司を食べているシーンの咀嚼音とか、あとは濡れ場のリアルな音とか。
特に濡れ場の声はアフレコしたそうなのでより凄いです。
私自身、音フェチだったりもするのでゾクゾクしました。
それから、音といえばBGMがとても少ないんですよね。
主題歌とかそういうのも無くて。
だから、より台詞とかシーン中の音が際立っていて凄い良かったです。
あとは台詞が少ない。
淡々と進んでいるようにも見えるかもしれませんが、それが逆にリアル。
実生活ではドラマとか映画とかみたいにいちいち喋りませんもんね。
だからより、大伴とか今ケ瀬とか女性陣とかが身近に感じる。
そしてより、キャラクター一人一人の心情を考察出来る。
だからリピートしたくなる。
そんな風に思いました。
今のところ1人でしか観に行ってないので、次は誰かと一緒に観に行って感想を言い合いたい。
そう思える素敵な映画でした。
この映画が大ヒットすることを願っています。
またこのブログではもっと考察的な事をしようかなと思っています。
ここでは書かなかった場面とか演出とか、
気になることはまだまだありますし。
記憶力皆無なので何度も観て少しずつ書くしかないですが。
出来たら気まぐれに更新しますね。
それでは、また。
P.S.
関ジャニ∞全国デビュー16周年おめでとうございます!
すばるくん、39歳のお誕生日おめでとうございます!
これからもずっと愛しています。
*1:洋画は「ホーンテッドマンション」や「アリス・イン・ワンダーランド」が好き。